踊り続けよう煌めく世界

しがないダンス経験者がTravisJapanにハマった話。

全人類は今すぐTravisJapanの「The Show」を見て欲しい。

大変長らくお待たせいたしました。

ようやくブログになりました。

 

今回はTravisJapanの新曲であるThe Showについて語ります。

書こうと思えば6月には書けていたはずのブログ。

しかしながら全然書けませんでした。というか書くのが怖かった。

この感動みたいなものを表現するには語彙力が足りない。

なのに言いたいことが多くて長い。

今回は4本立てです。

 

①初めて観たときの衝撃

賛成コンで新曲を披露しているという情報はTwitterで得ていて。ザ少年倶楽部での披露を待ちに待ちに待って。念願の2021年5月7日(金)にテレビで初放映されました。

私のタイトルからのイメージでは、劇場型のステージが似合う夢ハリ路線の曲調にミュージカルとかステージダンス系列の踊りを予想していたので、それはそれはもう予想を大きく裏切られました。ただ、どのジャンルに当てはめたら良いのかは全くわからない。

とりあえず

とんでもない曲に出会ってしまいました。

わりと小さめでラインも細めな彼らが、ダボっとデニムにファーを纏って、衣装の至る所にはTravisJapanの文字。なんだか大きく見える。というかデカい。なんだか色んなものを背負ってるようにも見えて、彼らの周りのオーラがギラギラメラメラしていて。気合と威圧のちょうど真ん中くらいの気迫を感じました。(伝われ

イントロは心臓を鷲掴みされる感じ。脳みそを一瞬にして支配される感じ。ジャーンに合わせて動くわけだけど、会場にいたら揺れるんだろうな。ホール劇場よりもアリーナとかドームとが似合う感じがした。客席と分けられた舞台の中に収めてしまうんじゃなくて、彼らのステージを客席が囲んで欲しいと思った。会場の中心でやって欲しい曲。

今までのオリ曲は、もちろん曲そのものも好きだけど、どちらかというと「ダンスありきで曲も好き」というスタンスでしたが、

The Showはとにかく曲が好き。

一度聴いたら忘れられない。ずっと聴いていたい。鷲掴みにされた心臓も支配された脳みそも曲が終わるまでそのままでした。

そして歌割りと立ち位置が良い。歌詞もパート担当にピッタリでありながら、ここぞというタイミングで目立って欲しい人がしっかり目立ってくれる。

さすがTravisJapanの曲だな、と思ったのは、歌なしのダンスパートだけとなる前奏・間奏・後奏にそれなりの尺があること。踊るところはしっかり踊らせる。

ちなみにダンスについては、シンクロダンスよりもどちらかというと個が強い印象で。

思ったより踊らないな。もう少し音を細かく拾って振り数を増やしてガンガン踊ってくれていいんだけどな。

くらいに思っていました。

 

②念願の定点動画

少クラでThe Showに取り憑かれた私は

早く定点動画ください!

と毎日思っていました。

そして2021年6月24日、夢が叶ってYouTubeに定点動画が上がります。

youtu.be

会場を揺らすはずのところで、カメラもズームしていました。やはりYouTubeも揺れた。

ここからは、ダンスを「見た」感想を書き連ねます。

※ちなみに先に謝っておくと…全然細かいことは見てなくて、常に全体をざっくばらんに見ている私の感想が続きます。だから「〇〇くんのこの部分のこの動きがこうでああで…」みたいな感想は一切ありません。雑なもんで。それに私は箱推しだしTravisJapanの7人のダンスが好きだし全体が見たい。というわけで、ごめんなさい!

私の中で、今までのTravisJapanのダンスといえば、「スピードの速さ」「振り数の多さ」「振付の細かさ」「驚異のシンクロ率」で「テクニックが素晴らしい」という感じだったんだけど、The Showのダンスは、「音をギリギリまで使い切る」「溜めで魅せる」「振付が重い」「揃っているけど個々がよく見える」で「スキルが高い」という感じです。体外よりも体内で踊っているというか、外見で魅せるだけでなく内面が見えてくるというか、一つ一つの動きから心とか溢れ出ているというか。曲の持っているパワーに上手に乗っかっている。

ところで、何度も何度もこの動画を見ていて思うのは、

この手のダンスはマジで難しい。

これまでのオリ曲に比べれば、振りが大きくて少なくてわかりやすいキャッチーなものだから、真似はしやすそうなんだけど、「ちゃんと踊る」には技術が求められる。

それでも簡単そうに踊っているように見えるのはTravisJapanだからです。

スピードが速くて振付が細かいダンスは、音に合わせて動けていれば踊れて見えるので、例えばLock Lockとかのジャンルならば棒人間の絵を描いて振り起こししたときに棒人間をコピーすればそれなりになんとかなる。つまり、テクニックのポイントを抑えておけば踊れているように見えてしまう。(注:あくまでも『例えば』の話なので、簡単にLock Lockが踊れるとは1ミリも言っていません!Lock Lockはマジで速すぎムズいテクニックお化けです。ここ重要。)

でもThe Showはそうはいかない。棒人間の絵を描いて振り起こしして棒人間をコピーしてもTravisJapanのようなダンスには全くならない。動きの少ない中で、溜めを上手く作りながら、音を体で拾いきって、重さで魅せる。これこそが彼らのスキルの高さです。

だからこそThe Showは「個々で魅せることが求められてしまうダンス」だと思いました。

やはり彼らの強みはダンスを揃えることだから、あれだけ揃えられる人たちに個々を出されるとグッときますよね。シンクロダンスなら全体を見たいけど、個々を出すなら一人一人を見たくなる。それでいて全体を見ても、個々が喧嘩せずに調和している。これが彼らのチームワークの良さ。

今までのオリ曲はどちらかというと動きの形で揃えてシンクロさせていることが多そうだったけど、The Showは気持ちで動きを揃えているので、よりダンスの深みが増している気がする。なんだろう、この曲には余裕がある。

TravisJapanの新しいステージが始まった気がしてワクワクしました。

 

③賛成コンにおけるThe Show

賛成コンの感想ブログではThe Showについて全然言及出来なかった。というか、あのときは賛成コン初参戦でセトリの全てに興奮でいっぱいだったのと、配信用のカメラワークと歌詞出しに感動しすぎて、とにかく凄いしか言葉がなかった。

dancetravis.hatenablog.com もう一度見せてください。というかずっと見ていたいです。円盤にしてください。金ならいくらでも出します。

と思っていたら、YouTubeにパフォーマンス動画が上がりました。最高。

youtu.be

こうしてYouTubeで見返して思い出したことを。私がオーラス生配信で見たThe Showは賛成コンの全てだと思いました。TravisJapanが全国ツアーに懸ける想いがこの曲にパフォーマンスに全部詰まっていました。彼らにとって初めての全国ツアー。コロナの影響をたくさん受けて、スタートが遅れ期間が延びて、それでも諦めずに前を向いてここまで走ってきた。こんなにもステージが似合う人たちが、お客さんに生でパフォーマンスを見てもらうべき人たちが、去年は全然お客さんの前でステージに立つことが許されなくて、どんな想いを抱えていたのか。そんな状況から、再びステージに立って生きていく力強さ。熱い気持ちでは済まされない熱量。あーなんか泣けてきた。特にラスサビ以降がすごかった。みんなが台に乗って、上から金の紙?が降ってきて、国王たちの絶対王者感。全く踊らなかったサビからエンディングのダンスパートはやっぱりバチバチに踊ってくれて、圧倒的なフィナーレ。曲が終わってもまたエンディングをかけてくれて、右に左に煽ってくれて、順番に台の中に入っていき、全員がまた台に立って中心を向いて拳を突き上げる。もう本当に円盤にしてほしい。いくらでも買います私!

というか、こんな貴重な映像がYouTubeにあるんですよ。

無料なんですよ。

全人類まじで一回でいいから見てくださいよ。

なんでまだミリオンに到達してないのか謎ですよ。

とっととミリオン行きまshow!(失礼しました

ちなみに、トラジャのパフォーマンス動画は引きでお願いします派だけど、賛成コンのThe Showは寄りで個人を抜いて撮るが大正解だと思う。The Showはダンスの動きも大事だけど表情を絶対しっかり見たほうが良い!現場にいたお客さんにはごめんなさいって思ったけど、彼らのカメラ目線はやはり眼福です。そして画質が良い。画面いっぱいに独り占めさせていただきありがとうございますの気持ち。

 

④実際に踊ってみて

定点動画配信から1ヶ月が経ち、ようやく重い腰を上げて念願のThe Showの振り起こしをしました。

自分で言うのもどうかと思うけど、割と振り覚えの速いダンス人生を送ってきた私です。なので、踊れなくても振りを覚えることはできるだろうと思ってました。②での話を引用するならば、棒人間の絵を描いて振り起こしして覚えるレベルには辿り着けるだろうと。振付を踊れるのと振りを覚えられるのが違うことは十分知っていたから。

ちなみにこれまで、夢ハリ、Namida、トキメキ、ゲトアラ2番、ハピグルのそれぞれサビだけを振り起こしして踊った、いや動いたことがあります。自己満だし見苦しいけどそれなりに動くことはできたと思ってます。

しかしながら、The Showは想像を超えた。踊れないどころか動けなかった。覚えられない。振りが頭に入ってこない。振りが少なくてわかりやすくて明確だと思っていたのに、非常に頭を使う。動きがとても複雑。体使いこなせない。曲のリズムは大して速くないはずなのに間に合わない。音を細かく拾って振り数増やしてほしいとかほざいて本当にすみませんでした。動画を見ながら一緒に動いてなんとなく真似るのが精一杯。

私は定点動画を何回も見てきた。少クラの録画もシブヤノオトの録画も何回も見てきた。振りはなんとなく頭に入っているはずだ。次はこういう動きをするって絵はTravisJapanの動きになって頭の中にきちんと出てくる。

なのに、なぜだ…踊れないどころか、全く覚えてないじゃないか…

あれ?私、ダンス経験者じゃなかったっけ?

ダンスを「見る」のと「踊る」のは全然違う

ということは、これまでのダンス人生で散々学んできたことですが、改めて痛感しました。実際に踊った、いや動いてみて、「え?!そうなるの?」みたいな瞬間がいっぱいありました。そしてTravisJapanがいかに凄いかを実感しました。

この曲が私にとって覚えにくいのは、ジャンル的に苦手だからというのがもっとも大きい理由です。しかし、それに加えてもう一つなかなか大きな原因があった。

私は箱推しだから基本的に誰か1人を決めて踊りを見るということをしていない。基本は7人全体を見て、要所要所タイミングでそれぞれを順番に見ている。なので、これまでトラジャの振り起こしをするときは、動きのパートごとでわかりやすい人を見たり、7人を比較しながら「これはこういう動きだ」と動きを確立して整理していたんだと思う。というかダンスがシンクロしてるから正解も一つなことが多かった。しかしながら、The Showではそもそも全員で踊るパートが少ないし、一緒の踊りのパートでも7人があんまり同じ動きをしていないことがわかった。はっきり言うと全然シンクロダンスじゃない。(※もちろんこれは良い意味です。)しめちゃん見た後にまつく見たら全然違うことしてた、みたいな現象のオンパレード。だから誰を見ていいのかがわからなくなって、ダンスを覚えるために見る人は元太か閑也に絞ることにした。それでもやはり、元太と閑也でさえも違うことをしていることが複数あった。そしてこれも動いてみて気づいたことだけど、個々がよく見えたのは、これまでのオリ曲と比べて圧倒的にフリータイムが多いからでした。 

そして、最近実は筋トレをしているんだけど全然筋肉痛にならない私が、The Showの振り起こしをした次の日はとんでもない筋肉痛にやられました。この踊り想像以上に筋肉使います。特に背筋。どの動きがそうさせたのかはわからないけれど、とりあえずトラジャのダンスが体を酷使していることだけはわかった。

 

そんなわけでThe Showへの愛を語りました。

YouTubeにて賛成コンのパフォーマンス動画が配信されてもうすぐで1週間経ちます。

今90万回再生くらいです。

私はやっぱりThe Showには初週ミリオンを達成してほしい。

このブログに足を運んでくださったみなさま、トラジャファンのみなさんはもちろん、そうでない方も、TravisJapanを知らない方も、どうかどうか一度で良いのでご覧ください!